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【2025年版】審査が通りやすい◎個人事業主向けのファクタリング会社7選|審査基準や注意すべきポイントを解説

ファクタリング、請求書

資金繰りに悩む個人事業主にとって、銀行融資は「審査が厳しい・時間がかかる」といったハードルがつきもの。そんなとき頼りになるのが、請求書(売掛金)を現金化できるファクタリングです。とくに最近は「審査が通りやすい」「個人事業主でも利用できる」といったサービスも増えており、少額案件や即日対応にも応じてくれる会社が登場しています。

この記事では、審査に強い個人事業主向けのファクタリング会社7選をご紹介しつつ、審査の仕組みや落ちないためのポイントも徹底解説します。

1.審査が通りやすい個人事業主向けファクタリング会社7選

ここでは、個人事業主でも利用可能で、比較的審査が柔軟なファクタリング会社をピックアップしました。企業ごとの特徴を踏まえたうえで、利用したいファクタリング会社を選んでみてください。

会社名・サービス名 入金の速さ 買取可能額 手数料 契約の種類 特徴
FinFinでファクタリング by labol 最短30分 1万円~ 一律10% 2者間 個人事業主やフリーランス向けのファクタリングサービスです。Web上で申し込みから契約まですべて完結できるほか、1万円から申し込むことができ、売掛金の額が少ない個人事業主やフリーランスでも利用しやすくなっています。

また、手数料は一律10%のみで、振込手数料などの追加費用もかかりません。業種や職種を問わず買い取り可能なため、独立直後や新規の取引先でもスムーズに資金調達が可能です。

ビートレーディング 最短2時間 下限なし
上限なし
2者間:4%〜12%

3者間:2%〜9%

2者間
3者間
申し込みから入金まで最短2時間で資金調達できるスピーディーなファクタリング会社。審査に必要な資料は、口座の入出金明細(直近2か月分)と売掛金に関する書類(契約書・発注書・請求書など)の2点のみで手軽に審査を受けられます。

申し込み方法も豊富で、電話やメール、Webフォーム、LINEからの相談・申し込みが可能です。また、オンライン契約に対応しているため、Web上で申し込みから契約まで完結できます。

日本中小企業金融サポート機構 最短3時間 下限なし
上限なし
1.5%~ 2者間
3者間
日本中小企業金融サポート機構は非営利の一般社団法人で、信頼性が高く、手数料も低いため利用しやすいのが特徴です。

必要書類は2点のみで、申し込み準備も簡単に行えます。さらに、認定支援機関でありながら審査スピードが早く、即日振込にも対応しているため、急ぎの資金調達にも適しています。

QuQuMo 最短2時間 上限なし 1%~ 2者間 請求書を最短2時間で現金化できるオンラインファクタリングサービスです。申し込みから契約締結までオンラインで完結でき、スマートフォンやPCからどこでも手続き可能です。

2者間ファクタリングのため、売掛先の承諾は不要。少額債権にも柔軟に対応できるため、個人事業主向けのサービスを探している方におすすめです。

みんなのファクタリング 最短1時間 1万円~300万円(初回は最大50万円まで) 8%~15% 2者間 完全オンライン型のファクタリング会社です。登録から契約までWeb上で完結するため、来社や電話が難しい方でも手軽に利用できます。

最短60分での振込に対応しており、スピーディーな資金調達が可能です。土日祝も対応しており、18時までに契約依頼をすれば当日振込も可能です。

また、独自のAI審査を採用しており、決算書や事業計画書の提出は不要。事務手数料やシステム登録料などもかからず、安心して利用できます。

PAYTODAY 最短30分 10万円~
上限なし
1%~9.5% 2者間 AI審査で請求書を即日現金化できるオンラインファクタリングサービスです。初期費用や月額費用は不要で、書類提出も含めてすべてオンラインで完結します。

個人事業主や開業間もない方でも利用しやすく、赤字決算の場合でも資金調達できる可能性があります。

ジャパンマネジメント 最短即日 20万円〜
5,000万円
2者間:10%~20%

3者間:3%~10%

2者間
3者間
東京・福岡を中心に展開するファクタリングサービスです。個人事業主も利用可能で、2者間・3者間ファクタリングや他社からの乗り換えにも対応しています。利用時に保証人や担保は不要です。

申し込みから仮審査、本審査、入金までの4ステップで手続きが完了し、来店せずにファクタリングを利用できます。

2.ファクタリングの審査は本当に通りやすいのか?

ファクタリングの審査が通りやすいと言われる理由は、利用者の財務状況よりも売掛先の信用力を重視する点にあります。そのため、銀行の融資やビジネスローンなどの審査に落ちた場合も、売掛先の信用力が高ければファクタリングの審査をクリアできます。ファクタリング会社はそれぞれ独自の審査基準を設けているため、ある会社で審査に落ちても、別の会社では通過できるケースも少なくありません。

また、融資やローンが長期間にわたって返済を前提とするのに対し、ファクタリングは最長でも数か月程度の短期契約が中心です。長期的な未回収リスクを負う必要がない分、審査が比較的柔軟だとされるのです。

3.審査が通りやすいファクタリング会社の特徴

一般的に「審査が通りやすい」とされるファクタリング会社には、いくつか共通する特徴があります。ファクタリング会社を選ぶ際は、こうした特徴を持つサービスを候補に入れてみるとよいでしょう。

少額の債権からでも利用できる

買い取り可能額の下限が低いファクタリング会社は、比較的小さな金額からでも利用できる分、リスクも低いため、審査も柔軟に行われやすい傾向があります。一方で会社によって対応範囲は異なるため、下限と上限の設定は必ずチェックしておきましょう。

提出書類が少なく手続きがシンプル

必要書類が最小限に抑えられている会社は、書類が少ない分確認項目も限られるため、審査がスムーズに進むケースが多いでしょう。急ぎで資金を確保したい場面では、余計な資料を揃える手間が省けるのも大きなメリットです。 ただし、提出書類は会社によって異なり、なかには決算書や財務諸表の提示を求めないところもあるため、事前確認は必須です。

オンライン完結や即日対応に強い

申し込みから契約までオンラインで完結できる会社や、最短即日で入金してくれる会社は、スピードを重視する分、審査項目も簡略化される傾向があります。一部ではAIやスコアリングによる自動審査を導入しており、条件を満たせば短時間で結果が出る仕組みになっています。

4.ファクタリングの審査に落ちる主な原因

売掛先の信用力が低い

売掛先の信用力が不足している場合、ファクタリングの審査に落ちる可能性は高まります。特に個人事業主は法人に比べて売上規模が小さく、信用調査機関での与信情報も得にくいため、審査に不利になるケースが多く見られます。信用力の高い法人を相手とした売掛金を提示する方が審査に通りやすくなります。

提出書類の不備

ファクタリングの審査では、ファクタリング会社から求められる必要書類を速やかに、かつ不備なく提出することが大切です。提出書類に不足や誤りがあると、審査に落ちる可能性が高まるうえ、仮に通過したとしても現金化までに時間がかかるおそれがあります。

二重譲渡の疑いがある

売掛債権を複数のファクタリング会社に重ねて譲渡する「二重譲渡」は違法行為です。その疑いがあるだけでも審査は否決されやすく、万が一発覚した場合は法的責任を問われる可能性があります。

支払期日までの期間が長い

支払期日までの期間が短い売掛金は、回収リスクが低いためファクタリングの審査に通りやすくなります。一方、支払期日が長い場合は不測の事態が起こる可能性が高まり、売掛金の回収が困難になるリスクが増すため、審査に落ちやすくなります。

5.「審査なし」をうたうファクタリング会社には注意

本来、正規のファクタリング会社であれば最低限の審査は必要です。なかには「審査なし」を強調する業者もありますが、以下のようなリスクが潜んでいることを覚えておきましょう。極端に高い手数料や違法な取り立てを行うケースもあるため要注意です。

悪徳業者の可能性 審査なしを宣伝する会社は、実際には融資契約を結ばせるなど、悪徳業者である場合があります。利用は避けましょう。
高額な手数料 審査を行わない分、リスクを手数料に上乗せされ、受け取れる金額が大幅に減る可能性があります。
買戻しのリスク 審査をしない会社では「償還請求権」が設定され、回収不能時に利用者が債権を買い戻さなければならない場合があります。

6.個人事業主が選ぶべきファクタリング会社のポイント

個人事業主に対応している

法人専用のサービスもあるため、個人事業主向けのプランがあるかを必ずチェックしましょう。少額から利用でき、書類負担も少ないサービスを選ぶと安心です。

即日での資金調達が可能

会社によっては最短30分で入金できるところもあります。会社によって審査や入金の早さは異なるため、急ぎの資金繰りには即日対応可能な会社を選びましょう。

少額買取に対応している

数万円単位など少額の売掛金は対応不可の会社もあります。個人事業主やフリーランス向けの会社であれば少額買取に柔軟なケースが多いため、自分の売掛金額に合う会社を探しましょう。

手数料が相場内である

ファクタリングでは売掛金から手数料が差し引かれます。一般的な手数料の割合は、2者間ファクタリングで8%~18%程度、3者間ファクタリングで2%~9%程度です。ファクタリング会社を選ぶ際は、相場を意識して適切な手数料を設定している会社を選びましょう。

7.まとめ

ファクタリングの審査で最も重視されるのは「売掛先の信用力」です。利用者自身の経営状況が厳しくても、売掛先が信頼できれば資金調達できる可能性があります。一方で「審査なし」をうたう業者は、トラブルにつながるリスクがあるため注意が必要です。ファクタリング会社を選ぶ際は、手数料の水準・審査や入金のスピード・対応している売掛金額の範囲などをきちんと確認しましょう。

FinFinでファクタリング by labol」なら、信用情報に照会しない独自の審査により最短30分で入金。業種・職種を問わず買い取り可能なため、創業期の設備投資や広告費などで資金を早期に確保したいときでも、スムーズに資金調達が可能です。さらに、最低1万円から必要な分だけ調達できるため、少額の運転資金を補いたい個人事業主のニーズにも柔軟に対応できます。

売掛金の入金待ちでお困りの方、ファクタリングを使ってみたいとお考えの方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

8.よくある質問(FAQ)

Q. 個人でも利用できますか?

個人でもファクタリングを利用できます。特に近年では、個人事業主やフリーランス向けに特化したファクタリングサービスが増えており、利用のハードルが下がっています。

Q. 赤字でも審査に通りますか?

売掛先の信用力が高ければ、赤字や税金滞納があっても利用できる可能性があります。創業間もない場合も、十分な売掛金があれば利用可能です。

Q.審査なしのファクタリングはありますか?

ありません。売掛金を買い取る際に未回収リスクを負うため、必ず審査が行われます。「審査不要」をうたう業者は悪徳の可能性が高いため注意が必要です。ただし、審査通過率90%以上の実績を持つ会社もあります。

Q.他社で審査に落ちても別の会社に申し込むことは可能ですか?

可能です。審査基準は会社によって異なるため、ある会社で落ちても他社では通ることがあります。「他社で断られた方も相談可能」と明記している会社なら柔軟な対応が期待できます。

※「FinFinでファクタリング by labol」は株式会社ラボルの「labol」が運営します。

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