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2026.01.26 確定申告

青色申告と白色申告の違いは?それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説

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確定申告には、「青色申告」と「白色申告」の2種類の方法があり、提出すべき書類や受けられる税制上のメリットに違いがあります。本記事では、青色申告と白色申告の違いやそれぞれのメリット・デメリットを初心者の方にも分かりやすく解説します。どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

確定申告アプリ「スマホ会計FinFin」では、アプリの質問に答えるだけで確定申告書の作成・提出が完了するため、簿記や会計の専門知識がなくても安心して申告ができます。複式簿記が必要な青色申告でも、難しい入力を意識する必要はありません。

1. そもそも確定申告とは?

確定申告とは、1年間の所得(収入ー経費)を自分で計算し、税務署に申告・納税する手続きです。会社員の場合は給与から税金が天引きされますが、個人事業主や副業収入がある人などは、自分で申告・納税する必要があります。

確定申告をすることで収入に応じた税金が決まり、税金を払いすぎた分や不足分が調整される仕組みになっています。確定申告には主に2つの方法があり、申告の仕方によって税金の計算方法や控除が異なります。その2つが「青色申告」「白色申告」です。

2. 青色申告と白色申告の違いを一目で比較

青色申告と白色申告では、事前申請の有無や提出書類、記帳方法などに違いがあります。それぞれの違いは以下のとおりです。

青色申告 白色申告
65万円・55万円控除 10万円控除
事前申請 申告を行う年の3月15日までに青色申告承認申請書を所轄の税務署に提出する必要がある 不要
記帳方法 複式簿記 単式簿記 単式簿記
確定申告の特別控除の有無 あり
※条件に応じた65万円・55万円・10万円の特別控除
なし
※基礎控除など一律の控除はあり
提出書類 ・確定申告書
・青色申告決算書(貸借対照表、損益計算書)
・各種控除に関する証明書
・その他補足書類
・確定申告書
・青色申告決算書(損益計算書)
・各種控除に関する証明書
・その他補足書類
・確定申告書
・収支内訳書
・各種控除に関する証明書
・その他補足書類

確定申告に必要な書類については以下の記事でご紹介しています。あわせてご確認ください。
【2025年版】確定申告の必要書類とは?個人事業主・会社員・年金受給者別にやさしく解説

3. 青色申告のメリット・デメリット

青色申告は「難しそう」「手間がかかりそう」というイメージを持たれがちですが、その分節税などのメリットが大きい申告方法です。一方で、青色申告を選択する際に注意が必要な点もあります。

メリット デメリット
・青色申告特別控除を受けられる
・赤字を翌年以降に繰り越せる
・家族への給与を経費にできる
・事前に申請手続きが必要
・記帳や管理がやや複雑になる

メリット①:青色申告特別控除を受けられる

青色申告の最大のメリットは、青色申告特別控除を受けられることです。一定の条件を満たすと、最大65万円を所得から差し引くことができ、その分税金の計算対象となる金額が少なくなります。詳細は国税庁の「青色申告特別控除」をご確認ください。

メリット②:赤字を翌年以降に繰り越せる

青色申告では、事業で赤字が出た場合、その赤字を最大3年間、翌年以降に繰り越すことができます。たとえば、初年度は設備投資などで赤字、翌年から黒字という場合でも、黒字分から過去の赤字を差し引いて税金を計算できます。

メリット③:家族への給与を経費にできる

一定の条件を満たすことで、家族に支払った給与を経費として計上できます。白色申告でも一部認められていますが、青色申告の方が柔軟に扱えるため、家族で事業を手伝ってもらっている場合は大きなメリットになります。

デメリット①:事前に申請手続きが必要

青色申告を行うには、事前に「青色申告承認申請書」を税務署へ提出する必要があります。提出期限を過ぎてしまうと、その年は青色申告を選べない点には注意が必要です。

デメリット②:記帳や管理がやや複雑になる

青色申告では、原則として複式簿記での記帳が求められます。そのため、白色申告に比べると帳簿付けや書類管理の手間は増えます。

4. 白色申告のメリット・デメリット

白色申告は、青色申告と比べると節税面でのメリットは少ないものの、確定申告が初めての人にとって取り組みやすい申告方法です。一方、長期的に見ると不利になりやすい点もあります。

メリット デメリット
・記帳がシンプルで始めやすい
・事前申請が不要
・特別控除がなく、節税効果が小さい
・赤字(損失)を翌年以降に繰り越せない

メリット①:記帳がシンプルで始めやすい

白色申告では、 単式簿記と呼ばれる簡単な方法で帳簿を付ければ問題ありません。収入と経費を記録するだけなので家計簿を付ける感覚に近く、帳簿付けに自信がない方でも始めやすいのが特徴です。

メリット②:事前申請が不要

白色申告は、青色申告のような事前の申請手続きが不要です。急に確定申告が必要になった場合でも、すぐに対応できます。

デメリット①:特別控除がなく、節税効果が小さい

白色申告には、青色申告のような特別控除がありません。そのため、同じ収入・経費だった場合でも、青色申告より税金が高くなるケースが多くなります。

デメリット②:赤字(損失)を翌年以降に繰り越せない

白色申告では、事業で赤字が出た場合でも、その赤字を翌年以降に繰り越すことができません。たとえば、開業初年度に赤字が出た場合でも、翌年の黒字と相殺できないため、結果的に税負担が大きくなることがあります。

5. 初心者はどっちを選ぶべき?タイプ別に解説

青色申告と白色申告は、働き方や収入状況、手続きにかけられる手間によって向いている選択が異なります。以下を目安に自分に近いものを確認してみましょう。

青色申告がオススメな人 白色申告がオススメな人
・節税効果をしっかり得たい
・今後も事業・副業を続ける予定がある
・赤字が出る可能性がある
・確定申告が初めてで流れを知りたい
・副業や事業の収入が少なく、今後も継続するか未定
・なるべく手続きをシンプルに済ませたい

最近は会計ソフトを使えば、初心者でも青色申告の負担はそれほど大きくありません。少しでも節税したいなら、青色申告を前提に検討するのがおすすめです。

6. 「スマホ会計FinFin」なら簿記の知識がなくても迷わず申告できる

スマホ会計FinFin」なら、簿記や会計の専門知識がなくても、アプリの質問に答えるだけで確定申告書の作成・提出が完了するので、「何から始めればいいかわからない」という初心者の方でも安心です。

さらに、レシートや領収書をスマホのカメラで撮影するだけで、画像解析により取引内容を自動でデータ化。また、銀行口座やクレジットカードと連携すれば、日々の取引明細からも自動で仕訳を作成できるため、入力の手間を大きく削減できます。複式簿記が必要な青色申告でも、難しい入力を意識する必要はありません。

手間や不安から青色申告を避けていた方でも、「スマホ会計FinFin」を使えば、無理なく青色申告に挑戦できます。

7. まとめ

確定申告に不安がある方は白色申告、控除などのメリットを活かしたい方は青色申告が向いています。青色申告は難しそうに感じられがちですが、「スマホ会計FinFin」なら日々の取引管理から帳簿作成、確定申告までをスマホひとつで進められるため、初めての方でも安心して作業できます。

途中で申告方法を変更することも可能なので、まずは自分に合った方法から始めてみましょう。

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