フリーランスのお金の管理!イザという時のために常日頃から備えよう

フリーランスのお金の管理!イザという時のために常日頃から備えよう

フリーランスや個人事業主の方は、会社員と違って毎月の収入に増減があるのが普通です。そのため、意識的に管理しておかないといざという時に「意外とお金がない!」という状況で困るかもしれません。どのように管理すればいいのか、お金の備え方について少し考えてみましょう。

1.年間所得を月ごとに平均化して予算を立てて備える

まず、ご自身の年間所得がどの程度かをしっかりと把握しておきましょう。確定申告をしている方は、収入から事業経費などを除いた「生活費」に使える金額がわかるはずです。これを12ヶ月で割り、平均化して予算とし、予算を超えないように生活していくよう心掛けてください。

臨時収入があった場合も「今月は収入が多かったから」といってその月のうちに使ってしまうのではなく、収入が少ない月に備えたり、あるいは年間をトータルで見て「果たして使ってしまってよいお金なのか」を判断したりすることが重要です。その後、備えとして貯金しておく、あるいは、個人の趣味やご家族の楽しみ、あるいは事業に関する投資に回すお金にできるかどうかを考えるようにしましょう。

2.納税でお金がなくなってしまった......!とならないように気を付ける

確定申告後、自分の納税額を見て「こんなに納税しなければならないのか」と驚くことも多いはずです。日々の会計を行い、ざっくりとでも年間所得が計算できていないと、税金の金額を予想することも難しくなります。可能であれば月1回、あるいは3ヶ月に1回程度は収入と経費などを会計ソフトに入力し、だいたいの金額を頭に入れておくように心がけましょう。所得が増えていると納税額も増えることになりますので、その分を用意しておく必要が出てきます。

なお、所得や納税額が把握できると、節税などについても考えることができます。年末を過ぎてしまえばその年の節税は不可能ですが、秋ぐらいまでに把握できれば、大きな備品の購入やふるさと納税などによる対策が可能です。

3.定期的に経費を見直してみる

事業を進める上でどのような経費がかかっているかは、定期的に見直すようにしましょう。店舗やオフィスを持つ事業者はもちろんですが、「自宅で仕事をしていてそれほど見直す経費がなさそう」という方も、ソフトのサブスクなどで無駄がないか、通信費のプラン変更でさらに節約できることがないかなど、検討してみるのがおすすめです。

ただし、「仕事がしにくくなってしまう」というほど節約する必要はありません。効率的に仕事が進められる状態を維持しながら考えられる部分についての見直しをしてみてください。

今後、規模が大きな設備投資が必要になる際には、いきなり購入でなくリース・レンタルサービスなどについても調べてみましょう。数年前にはなかった小規模ビジネス向きのプランなども登場しています。

4.報酬の振込日よりも前にお金が必要に!そんなときは「ファクタリング」を活用

さまざまな事情が重なったり、突然のトラブルが発生したりして、備える時間もなくお金に困ることもあるかもしれません。そんなときには「ファクタリング」というサービスが便利です。

ファクタリングとは、売掛(お金を得る権利)を買い取ってくれるサービスのことを言います。具体的には、請求書データをサービス会社に引き渡すことで、手数料を引かれた分のお金がご自身の口座に振り込まれるという流れです。請求書を発行したことで期日には報酬が振り込まれるはずですが、それよりも前に資金が必要という場合には大変便利です。新たな借金をつくることもなく、また、ここで資金があればというシーンにおいてチャンスを逃すことがありません。

「ファクタリングを利用したことが取引先にバレてしまうのでは?」という不安については、取引先をやりとりに含まない「2社間」のファクタリングサービスを選ぶことで解決します。この2社間のファクタリングと、取引先をやりとりに含む「3社間」のファクタリングの違いについては、こちらの記事を参考にしてください。

参考:フリーランスでも「ファクタリング」を利用できるの?

FinFinでもファクタリングサービスを利用することが可能です。FinFinで作成した請求書一覧に「FinFinファクタリングの申し込みができる制収書」があることが案内されますので、指示通りに進みましょう。FinFin は2社間のファクタリングサービスであり、取引先にバレることはありません。上手に活用しましょう。

FinFin請求書一覧画面

FinFinファクタリングについて、詳しくはこちら

なお、逆に「請求書を受け取る側」のフリーランスの方々もいらっしゃると思います。仕入の請求書や事務所スタッフ、下請けの個人事業者などへの支払いのために請求書を受け取ったが、資金繰りに余裕を持たせたい......といった場合に利用できるのが、「FinFinカード決済」サービスです。

お店で品物を買うときにクレジットカードを使うと、その場で現金を使うことなく買い物をすることができます。それと同じ仕組みで、請求書のお金をカード払いすることが可能なサービスであり、現時点で手元に資金に余裕がない場合などに活用するのがいいでしょう。

FinFinカード決済について、詳しくはこちら

5.お金やお金に関わる制度に関する知識を持つことが重要

フリーランスは収入が不安定なものであり、普段から意識して備えておくことが大変重要です。余裕があるときや臨時収入があった際にも、油断しないよう気を付けてください。

また、ファクタリングやカード決済のように「知っていればいざというときに使える」ということが多ければ多いほど、さまざまなリスクを乗り越えることができます。世間の状況によっては、フリーランスを一時的に助けてくれる補助金制度なども登場します。どんなときも情報のアンテナを張り、お金やお金に関わる制度に関する知識を得て、学んでいくことを忘れないようにしましょう。きっと、なにかしらの道を見つけ出すことができるはずです。

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